士業が不動産投資を行うことにどんなメリットがあるでしょうか。
士業の方であっても「不動産投資は高額の借金が必要で怖い。」というイメージを抱いている方もいらっしゃると思います。
けれども、私自身のことをお話すると、不動産投資について勉強し、知識を蓄え、実際に不動産を購入したことで得たものが沢山あり、「不動産投資をスタートして良かった~」と心底、感じております。
もちろん、これからも続けていくと思います。
今回の記事では、私が不動産投資をスタートさせて、「これは良かったな~」と感じたことをまとめました。
賃貸収入による事務所経営の安定化
私は司法書士なので、収入はスポット的にいただくことほとんどです。
なので、毎月の売上に上下がありました。
その点、不動産から生じるキャッシュフロー(家賃収入)は満室経営を保っていれば、一定です。
※当然、いわゆるデットクロスへの対策は必要ですし、キャッシュフローを生活費や遊興費に回すことはありませんが。
この点に、魅力を感じたことが、私が士業をしながら、不動産投資をスタートさせた理由の1つです。
実際、不動産投資をスタートさせ、司法書士のスポット収入とは異なる形態の安定収入を得たことで、精神的なゆとりが生まれました。
不動産実務に携わる専門家としてのレベルアップに繋がった
私は実際に自分が不動産投資を行おうと思い立ってから、数十冊の書籍を読んで、さらに複数のスクールに通い、不動産について、知識を深めました。
さらに実際に1棟マンションや土地を複数購入していく過程の中で、実践的なノウハウを身につけることができました。
これは私にとって大きな財産です。
自分が経験したノウハウを事務所のお客様に還元していくことができますし、何よりこれまでよりも、不動産に関連する司法書士業務(不動産登記業務や不動産売却代理サービス)を行うことが楽しくなったのです。
不動産投資を行ったことで、一生の仲間ができた
不動産投資に関連するセミナーやスクールに沢山通った結果、自分と同じ様な考えを持つ素晴らしい仲間ができました。
その仲間達とは現在でもラインで情報交換をしていますし、年に数回、集まって実践報告をしています。
情報をいただけるのはもちろんありがたいのですが、同じ志をもった仲間と話をすると不動産投資や仕事に対するモチベーションが必然的にアップします。
さらに、銀行や不動産業者、設計士や工務店を相互に紹介しあえるのも良いですね。
取引先金融機関から顧客の紹介や登記の相談を受ける様になった
これまで、不動産購入時にお世話になった金融機関は私の事務所から、徒歩圏内の金融機関ということもあり、不動産購入・融資実行の後も、私から金融機関へ不動産投資家仲間を紹介したり、逆に、金融機関から、顧客の紹介を受けたり、金融期間の担当者へ登記のアドバイスをしたりと、継続的で良好な関係が続いております。
私の方から積極的に営業活動をしたことはないのですが、自然とその様な関係性を築けています。
金融機関から、紹介いただいた仕事を誠実に行っていけば、さらに仕事の紹介も増え、事務所経営がより安定すると思います。
これまで書いた意外にも、士業である私が不動産投資を始めて感じたメリットは多々あるのですが、ざっくり言うと、この4つのメリットが本当に大きかったです。
投資用不動産購入のため、深く学び、不動産賃貸業を実践⇒不動産実務家としてのスキルアップ⇒顧客満足度が上がり、仕事の紹介も増え、事務所の売上増加⇒さらなる物件の購入
という様な好循環を今後も続けていける様に努力していきたいと思います。
まとめ
- 士業が不動産投資を行うメリットは大きく分けて4つある
- 継続的な家賃収入により事務所の経営が安定化する(1つ目)
- 不動産投資について学び続けることで、不動産実務に携わる専門家として能力アップできる(2つ目)
- 不動産投資について学び続けることで、一生付き合える仲間もできる(3つ目)
- さらに取引先の金融機関と相互に顧客の紹介を行うなど、継続的で良好な関係をスタートできる場合がある(4つ目)